はやいもので、今年も残すところ数時間となりました。

今年、お世話になりました皆様に心より感謝申し上げます。

皆様のお力添えがなければ、何もできませんでした。

本当にありがとうございます。

 

5月に『最高のヘナを求めてー髪を美しくする奇跡の植物』を発行しました。地味ではありますが、ゆっくりコツコツと動き続けてくれていることを嬉しく思っております。


1年に2冊発行していくことを目標にしたいのですが、長く続けていくためにも、大きな借り入れをせずに制作費をきちんと準備する、その動きを崩すことなく、地道に進みたいと思います。必要な時間をしっかりと使い、1冊の本をていねいに制作して送り出すことを大切にし続けたいと考えております。

 

4月は非売品の個人出版『自然を慈しみ 人を愛おしむ』(小西伸彦著)を製作いたしました。当初、自費出版に携わることは思い浮かべておりませんでしたが、ご縁のある方から、ぜひ茅花舎で作りたいと嬉しいお声掛けをいただき、製作させていただきました。大切な1冊を、心を込めて作らせていただきました。小西様のエッセイはとても学ぶことが多かったです。

 

次作、すすめております。”思わず笑顔になる”ーそんなお話に、とても素敵な方が絵を描いてくださいます。完成する日が楽しみです。

 

『はじめての重ね煮』の著者・戸練ミナさんが、通販会社フェリシモ様発行の『くらそび』3月号の特集「こころとからだがよろこぶ重ね煮」で、お料理を展開されます。『くらそび』3月号は2018年1月中旬発行とのことです。茅花舎の『はじめての重ね煮』もご紹介いただきました。機会がございましたらご覧いただけましたら幸いです。

 

 

2017年、ありがとうございます。

どうぞよいお年をお迎えくださいませ。


茅花舎


 

 



最新のヘアカラーで冒険することが、おしゃれを楽しむことだと、思っていました。

ところが、あるときから髪の傷みが激しくなり、毛先だけでなく、髪全体がパサパサと枯れ草のように広がるようになりました。トリートメントをすると一時的には改善されるのですが、長くは続きません。しかも、その傷みはどんどん深刻化していくのです。

この先どうなってしまうのだろうと不安になりました。そんなときに出会ったのがヘナでした。あまり期待はせずに、とりあえず試してみよう、そんな気持ちで使ったように思います。すると髪の毛の調子がよくなっていったのです。髪が落ち着くと、心も落ち着きました。

ヘナとカット専門の美容室を展開している美容師・森田要さんにお目にかかってお話を伺い、さらにヘナのことを調べていくにつれて、ヘナと美髪再生に関する本を作りたいという思いが強くなりました。


ひとつ迷いがありました。

茅花舎のある茅ヶ崎は、「渋谷の次に面積あたりの美容室数が多いらしい」と巷で頻繁に噂になるような、とても美容室の多い街です。駅前通りはもちろんのこと、駅から離れた住宅地域も、道路をはさんで向かい側に、あるいは50m間隔に3、4店舗続く風景が珍しくありません。しかも、どこのお店も、いつもお客様がいらっしゃいます。茅ヶ崎は美容室がとても元気な街なのです。

「美しい髪でいるためにはヘアカラーとパーマをやめること」

「傷んでない髪はそのままに、傷んだ髪や白髪の対策にはヘナを」

「ヘナは美容室でなくて自宅で自分でできる。ヘナを使用することは、身体はもちろんのこと経済的にも楽になります」

このよな指摘をする本をつくることは、美容師の方の活動を否定するようなことになるのではないだろうか……。なにか後ろめたいような気持ちになっていました。


「美容師を辞めるしかなかった」

そんなとき、元美容師の方のお話をうかがう機会がありました。ヘアカラーやパーマ液に、美容師さん自身がアレルギーを起こし、年月を追うごとに症状が重くなり、ついには美容師を辞めるしか方法がなかったそうです。そのような方は一人や二人ではないことも知りました。「辞める」という選択が、いかに残念なことだったかも、伝わってきました。

なかには、ヘナとカット専門の美容院があることを知り、美容師を続けることができたという、40代前半の女性の方もいらっしゃいました。自分の経験をもとにヘアカラーとパーマについてあらためて考え、学び、今後の自分の活動について考えるきっかけとなったと教えてくれました。

「美容師になるのは子どもの頃からの夢。自分のカットでお客様の髪型をつくることが楽しみでした。ところが、美容師になってみると、いつのまにか、ヘアカラーやパーマをいかに組み合わせて最新のヘアスタイルを作るか、ということばかりを考えるようになっていました。お客様の髪が傷むことも気になっていましたが、そこはメーカーが新しいトリートメントを開発してくれることに期待し、販売をする代理店(問屋)の営業の方から情報を得て、それをお客様にお伝えして施術を増やしていました」。

美容師という仕事を離れた方から伺った、この言葉はとても印象深いものでした。

美容室の形態もひとつではないと思いました。


余談ですが、ヘナとカット専門の美容室で、はたして経営が成り立っていくのかと心配をする美容師の方が多いようです。今回の『最高のヘナを求めて』は、一般の方が自分で自宅でヘナをすることをおすすめする本で、美容師の方向けの内容ではありませんが、著者の森田要さんには、美容師の方に、パーマやヘアカラーをしなくても経営が成り立つことも伝えていきたいという思いもあるようです。


100%ナチュラルなヘナを使うことは、体に優しいだけではなく、自然環境を必要以上に壊すことを防ぐこともできます。

また、ヘナの施術中は心地よく、ウトウトしてしまうこともあります。美容室がさらにリラックスできる場所になるのではないかと思います。

美容室が多い街にある出版社だからこそ、このような本を発信してもよいのではないかと思うようになりました。


※『最高のヘナを求めて』の中で、著者の森田要さんは自宅で自分で気軽にヘナをすることをすすめていらっしゃいます。

※本を制作することを決めてから、発行するまで約1年6か月。制作を決める前に森田先生のお話を伺ったり、独自で調査したりしたことで、カラーやパーマで髪が傷む仕組みをあらためて確認いたしました(髪が染まる仕組みは自分の髪をほかの物に入れ替えるようなことであること)。また、薬剤によってアレルギーがでるなど、体調を崩す美容師の方がとても多いことも知りました。「髪に対する思い、髪のお手入れに関する考え方を変えないといけない」と話す森田要さんの思いがとても大切なことを、あらためて感じました。


茅花舎




甲府駅から徒歩10分。
かつては甲府城の城内だったという甲府商店街の中央に位置する
春光堂書店様は、1918(大正7)年創業の本屋さんです。
もうすぐ100年。
店名の由来は「春日町に知識の光を発信していく」とのこと。

読書の素晴らしさを広めると同時に、地方の厳しい環境で生き抜く
人々の「知」を集めて再編集することという思いのもと、
読書会、やまなし知会(ちえ)の輪会、読書ワークショップ、図書館の連携、一箱古本市などなど勢力的に活動されていらっしゃいます。
ほかに、公共施設やホテル、病院の待合室ーなどで
空間にあわせて本のセレクトなどの活動も。

『最高のヘナを求めて』の著者の森田要さんも、
「春光堂書店に一度足を踏み入れると、あれも、これも欲しくなってしまう。店主さんのセレクトが本当によいんだよね」
と話してくれました。

Facebookなどで紹介される、「この1冊」の本の紹介がとてもわかりやすく、楽しいです。



魅力がいっぱいの書店様で、
12月18日(月)に『最高のヘナを求めて』の出版記念講演を開催いただくことになりました。

詳細は下記クリックお願いいたします。


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『最高のヘナを求めて』出版記念

美髪再生のコツ

~ヘナの正しい知識と活用方法について~

【内容】

◎美しい髪を守り続けるために大切なこととは。

ヘアカラーやパーマをやめることは、オシャレを卒業することではありません。オシャレをもっと楽しむことができます。髪のケアに必要なのは、お金をかけることではありません。美しい髪を保つための方法をお伝えします。

 

◎ヘナの効果的な活用方法について(傷んだ髪の方にはヘナが力になります。いくつになっても美しい髪は戻ってきます)。

傷んだ髪や薄毛の改善、白髪に植物100%のヘナを活用することは、髪を美しくするだけでなく、体に優しく、使用後、排水に流したときの環境汚染も最小限にとどめることができます。

 

◎ヘナが製品になるまで(どんなふうに育ち、どのように加工されるのか)。

ヘナを始めようとする方から、「日本で販売しているヘナがどんなところで、どのように作られているのか気になります」という声を多く受けます。私たちが取引をしているインドのCNP社は、自然環境を守りながら、数々のハーブを栽培し、医療、食、ヘアケア用にと加工している会社です。品質向上のための研究や、製造設備に力を入れることはもちろんのこと、働く人たちの生活水準を守ることにも熱心な会社です。2017年12月末には、ヘナを栽培・製造する会社としては世界で初めてのフェアトレード登録が決定しています。今年も11月上旬にインドのCNP社を訪問してまいりました。「安心・安全なヘナとは」の最新情報をお伝えいたします。

 

『最高のヘナを求めて』は、本物のヘナの力を伝えたいという30年の活動、思いをまとめた1冊です。10年ほど前にヘナがブームになりそうな時がありました。ところが、着色料を入れて粉の色を綺麗に見せていたり、化学染料を入れて黒髪にしたり、有効成分のほとんど入っていないようなヘナが多く出回ったりしたことで、本来のヘナの良さがきちんと伝わることなく終わりました。講習会を始めようとしたきっかけです。正しい知識をお伝えしたいと考えています。

【講師】 森田 要(美容師)

1958年山梨県生まれ。韮崎高等学校卒業後、東京マックス美容専門学校に学ぶ。美容室Kamidoko(東京・南青山)、化粧品販売会社・株式会社ラクシュミー代表。日本全国にてヘナの講習会を開催している。著者に『トリートメントへアカラー』(学陽書房)、『美髪再生』(メタモル出版)などがある。

 

【日時】12月18日(月)19:00——21:00

 

【講演時間】90分ほど(質疑応答含む)

 

【参加費】*書籍をお持ちでない方:2500円(書籍『最高のヘナを求めて』付き)

*書籍をお持ちの方:600円(書籍をご持参下さい)

 

【申込先】 春光堂書店 宮川様

電 話:055-233-2334

メール:miyagawa-d@harulight.com

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