連載読み物

生産者の想いを乗せて日本茶の魅力を届けたい【リエゾンミサ】
第4回 2022年2月下旬の日誌 メニューの試作が続くなか、旭川の人との出会いも広がる

7月10日、「旭川はれて」(「旭川ここはれて」より改名)は無事、グランドオープンしました。いまは、開店後の忙しさと現実の厳しさ、経営者としての責任の重さ、そしてご縁の尊さをますます感じながら過ごす日々です。 開店までの思 […]

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生産者の想いを乗せて日本茶の魅力を届けたい【リエゾンミサ】
第3回 2022年2月上旬の日誌 ー飲食店で短期アルバイトをしながら、開店にむけて器やお茶の仕入れを手配する日々。

 7月10日、「旭川はれて」(「旭川ここはれて」より改名)は無事、グランドオープンしました。いまは、開店後の忙しさと現実の厳しさ、経営者としての責任の重さ、そしてご縁の尊さをますます感じながら過ごす日々です。 開店までの […]

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生産者の想いを乗せて日本茶の魅力を届けたい【リエゾンミサ】
第2回 2022年1月の日誌 ー開店6か月前、旭川で本格始動

 7月10日、「旭川はれて」(「旭川ここはれて」より改名)は無事、グランドオープンしました。いまは、開店後の忙しさと現実の厳しさ、経営者としての責任の重さ、そしてご縁の尊さをますます感じながら過ごす日々です。 開店までの […]

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生産者の想いを乗せて日本茶の魅力を届けたい【リエゾンミサ】
第1回 生産者を訪ねて知った感動のお茶を 沢山の人に飲んでもらいたい

 2022年1月11日火曜日、AIRDO(エアドゥ)東京発旭川行きのチケットを手に、東海道線の藤沢駅に向かった。夏に旭川の地で、本格日本茶カフェをオープンすることになった私は、開店準備に向けて、いよいよ地元である藤沢から […]

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おちてきた空【庭野ち草】
『おちてきた空』7

「空をもっていっちゃぁだめだよぅ」 ポコポはなきべそをかきました。 「私のなかまをつれていくなんて」 山ドリのオバサンはプリプリとおこりだします。 「ぼくたちがないたり、おこったりすると、なかまたちも、ないたりおこったり […]

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おちてきた空【庭野ち草】
『おちてきた空』6

「このあたりだったかなぁ」  おとしたかがみをさがしに、トラックの運転手がもどってきました。 ポコポとピョイと山ドリのオバサンは、あわててちかくの丘にのぼります。  運転手は、キラリと光るかがみをみつけると、顔をホッとさ […]

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おちてきた空【庭野ち草】
『おちてきた空』5

「あっ!」「あっ!」「あっ!」ポコポとピョイとオバサンのおどろいた声がなんばいにもなって、デコボコ山にこだましました。 みんながのぞいたその空には、オバサンのなかまも、ポコポのなかまも、ピョイのなかまもいます。なかまたち […]

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おちてきた空【庭野ち草】
『おちてきた空』4

 たしかに山道のまんなかに、白い雲がフワリとういている空がありました。「ほんとだ。わぁ、きれいだなぁ」 おもいきって近づいてみると、その空にはピョイのなかまがいます。 「オバサンやポコポのなかまはいなかったけど、ぼくのな […]

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おちてきた空【庭野ち草】
『おちてきた空』3

「そうかい、私はたしかに私のなかまをみたんだ。でも、あんたのなかまはみなかったよ」もどってきたポコポの顔を、山ドリのオバサンは、うたがうような目でのぞきこみました。 「ひどいや、うそじゃないってば。オバサンのなかまはいな […]

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おちてきた空【庭野ち草】
『おちてきた空』2

 ポコポはさっそく、おちてきた空をみにいくことにしました。  デコボコ山の山道に、空がおちているなんていうことは、ポコポにとってはじめてのことでした。 「トラックがジャガイモや魚のひものをおとしていったのは、みたことがあ […]

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